塾に通わずに受験に勝つ方法
- 作者: 松永暢史
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 単行本
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家庭学習に興味をもつようになってから、これまでの勉強不足を取り戻そうと、いろいろな著書を読みあさっています。この書籍はタイトルの過激さに惹かれて手にとったのですが、親としての姿勢を考えさせられる1冊となりました。
・進学塾で得るもの・失うもの
・学力低下を招いている19の要因
・分厚い問題集を買い与えない賢さ
・うっかりミスを、きっちり指摘する
・進学塾をピンポイントで利用する法
(目次より抜粋)
反省させられたり、感心したりしながら読みすすめていったのですが、この書籍のなかで最も心に響いた一文は、「親として子どもの教育の基本はどこにおくべきだろう。自分よりも子どもを賢くすること、これに尽きるのではないかと私は思う」という著者の言葉でした。
確かにね....。そうなんですよ。教育って、そうあるべきなんですよ。
「できるだけ塾に通わずに受験に勝つ方法」というタイトルは、今のところ中学受験を受ける予定があいまいなわが家には縁がないようにも思えたのですが、ゆとり教育のあり方に不安を感じ、家庭学習でなんとか溝を埋めたいと望む私のような母親にとっては、目からうろこの対策が紹介されていて、大変勉強になりました。