苦情のつもりはなかったんだけど....(--)

新1年生の息子の下校時刻は、明後日まで10時50分になっています。先生が途中まで引率して帰ってくださるのですが、一緒に歩いてもらえる距離が意外と短かったため、先生と子ども達が別れる場所まで「迎えに行こう」と、近所の奥さんと一緒に家を出ました。
それが、トンだハプニングを招くことに....!!


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待てど暮らせど、1年生の姿が見えない。5分が過ぎ....10分が過ぎ....これはおかしいということになって、慌てて小学校へ向かったところ、玄関でばったり会った校長先生が「1年生? もう10時40分に下校してますよ」と不思議そうな表情。
え〜〜〜!? 10時40分って、もう30分もたってるじゃないですかッ。走りに走って家に戻ると、まったく事情を知らない息子は涙目になっておりました(^^;) どうやら今日の下校路、変更されていたようなのです。息子は私が近所の店に出かけていると思ったらしく、探しに行こうか迷ったそうで。ランドセルをしょったまま、うろちょろしてくれないでホントよかった! 

校長先生にお会いしたこともあり、学校に電話を入れました。事情を説明し、今後の対応についてのお願いをして電話を切ったところ、しばらくして担任の先生からお電話がありました。下校路の変更について連絡が行き届かずスミマセンとの言葉をいただいたのですが、そのとき、先生がポロリとひと言。
「苦情がくると思ったんですよね」



苦情?


苦情かぁ....。






子どもが帰ってくる道順が変更されていて、それを保護者が知らなくて、途中で待っている保護者と子どもが入れ違いになって、子どもが締め出されて不安になって....。だから、こういう事態がまた発生しないようにと学校に電話を入れた私の行為は、先生方にとっては1本の苦情処理事項になってしまったわけなんですね。なんだか悲しいです。

私も以前は公務員でした。苦情という言葉の微妙な響きは理解できます。

・自分だけに100%非があるわけではない
・仕方がなかった
・我慢してもらえる程度の話だ

そう感じたとき口から出るんです、この言葉。一方的な不平や不満を相手が口にしていると感じたときに、この言葉が出てくるんです。いや、必ずとは言いません。でも、多くの場合、(経験から)きっとそうなんじゃないかと私は思ってます。
先生にとって、あ〜だこ〜だと口をはさんでくる保護者が厄介なのはわかっています。でも、今日の下校路の連絡ミスを是正してくれるよう頼んだ電話は、苦情扱いにしてほしくありませんでした....(><) 何事もなかったからよかったものの、もし事件にでも巻き込まれていたら私、ツノはえちゃいますよ〜〜〜ッ。
先生も大変なんですよね、きっと。こんな本を読んで頑張っていらっしゃるのでしょう。


教師のための失敗しない保護者対応の鉄則

教師のための失敗しない保護者対応の鉄則



学校と保護者の間にある境界線は、子どもの教育に関して中庸を守るためにも、ときに必要なものだと理解しています。そうは言っても、保護者からの連絡やお願いを「苦情」として片付けられてしまうのは、ちょっと寂しい気がします....。


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